TKS DIARY

一橋大学生が受験や勉強一般、気になることについてまとめます

応用問題が解けない方への数学の苦手克服法

みなさんこんにちは。これを見てくださっている人たちの中には数学が苦手という人が多いと思います。特に、基本問題は頑張って解けるようになったけど後ろの方にある応用問題になると手も足も出ない…という人は多いと思います。そんな人に向けて応用問題が解ける方法を伝授しましょう!!

 

まずみなさんに知ってもらいたいのは数学はセンスで解けるかどうかが決まるというのは全くの嘘であるということです。数学の苦手な人は自分は数学ができないという先入観を強く持ってしまっていることが多いです。しかし数学は努力によって得意科目にできます。

 

数学の勉強は3段階に分かれています。

①知識(教科書レベル)

これは教科書に載っているような基本的な公式や定義などを指します。これは学校の授業を聞いたり教科書を読めば理解できると思います。

 

②基礎的な問題(学校の問題集レベル)

ここが数学が得意になる為に1番大切です。基礎的な問題の解法を完全に自分で再現できるように繰り返し勉強しましょう。基礎的な問題がまとまっている問題集として有名なのがみなさん聞いた事はあるであろう青チャートです。学校で渡されるような問題集、または青チャートを完璧に解けるようにしましょう。

 

③発展的な問題(入試問題など)

入試問題などを見るとどこからどう手をつけていいのかわからない…となりませんか?しかし発展問題は、

基礎的な問題の組み合わせである!!!

ということを覚えておいてください。つまり発展問題を解けるようになる為に必要不可欠なのは青チャートや学校の問題集で得られる基礎力なのです。発展問題を解く為には基礎力を磨きまくりましょう。

その上で発展問題を解く際に基礎力をどう使うのかということを実際の志望校の入試問題や発展的な問題で確認していきましょう。

無限に発展問題のパターンがあるように思われますが実は類題と呼ばれるような同じような知識の組み合わせで解ける問題があることに途中から気づき始めると思います。類題を見つけられ始めるようになればもう初見の入試問題問題に対応する力がついてきているということです。

 

このようなプロセスを踏んでいくことで応用問題にも太刀打ちすることができるようになると思います。

 

数学を勉強する上でオススメの参考書を紹介してるので是非あわせて読んでください↓

https://aazzxtv.hatenablog.com/entry/2020/04/05/053458

 

1日で100個の英単語を覚える方法

こんにちは

今回は1日で100こ英単語を覚える方法を紹介したいと思います。私の友人がこのやり方で単語を覚えていましたが、とても参考になると思います。

 

※注意点

この覚え方で覚えたとしても人間は記憶し続ける事は難しいです。後日複数回確認しないと長期記憶として定着させる事はできません。

 

それでは本題に戻って暗記法を紹介します。

 

①まずはテストをしてすでに記憶してる単語とこれから覚える単語に振り分ける→これから覚える英単語を、英単語 代表的な意味(1つ) の順番で縦に箇条書きする。

ポイントは一度にたくさんの英単語の意味を覚えようとしないという点です。一度に何個も意味を覚えるのはなかなか難しいです。

 

②箇条書きにした英単語と日本語の意味のうち日本語の意味の部分を隠して意味を覚えているかテストします。上から順番にテストしていってわからない問題があったら1番上に戻ります。1番上から1番下まで全問一気に正解できるようにします。

例えば

follow        〜に続く

consider.   〜を考慮する

      略

celebrate  〜を祝う

というふうに書き出したとしたら、右側の意味のところを隠して1番上の単語から「〜に続く」などと答えていきます。followからcelebrateまで意味が全部答えられたらオーケーです。

 

同じ要領で今度は下から順番に答えていき1番上まで一気に答えられるようにします

先程の例に沿っていくと、celebrateから始めてfollowまで一気に答えられるようにします。

 

②と③の作業を繰り返し、完全な定着を目指す。

②と③の作業を交互にやるメリットは順番で意味を覚えるということを防げる点です。全ての単語の意味がスラスラと答えられるようになれば完璧です。

 

なぜこの暗記法がオススメかというと人間の記憶のメカニズムにあります。人間は一度失敗した事は覚えやすいという研究結果が知られています。

この暗記法は1つ単語の意味がわからなかったら1番最初の単語からやり直しになるという点において、一度間違えた単語の印象が強く残るため、結果的に早く覚えられるのです。

 

いかがでしたでしょうか。時間があってまとめて単語を覚えたい、または明日までにテストがあるという時の一夜漬けにも、ぜひ使ってみてください!!

 

1番効率的⁉︎ 新しい英単語暗記術

英単語って覚えるの大変ですよね。新しい単語帳を買って「よし今日から頑張るぞ」と意気込んでも、1ヶ月もだったら最初の決意はどこに行ったのか…。全く進んでないなんて事は誰しもが経験してることと思います。そこで今回はオススメの英単語の覚え方を紹介します。

 

 

 

①単語帳選び

正直単語帳はどれでもいいです。学校で渡されたものや家にある単語帳でいいと思いますが、手元に単語帳がなかった場合はシステム英単語がオススメです。一冊を浮気せずに最後までやりきるのが大切です!!単語を覚えるための工夫が凝らされており、読んでいて記憶に残りやすいからです。

 

 

 

②進め方

ここからが本題です。単語帳の進め方のポイントはとにかく1日に多くの単語を見ることです!

具体的には1日に100語を目安にテストをしていきましょう。具体的にどうやって進めていくのか例を出しながら説明します。

 


1日目

単語帳1〜100の単語の意味をテスト→覚えていたものは★マークをつける。

(40こ★で60こ知らなかったとします)

 


2日目(ここからは再試験と本試験の二つに分けます)

再試験

前日までの範囲で★マークのついてないものをテストします。最初の試験で★マークをつけられなかった単語は3回クリアしたら合格です。正の字かなんかで印をつけておきましょう。

本試験

(100-再試験でやった単語数)分だけ前日の続きの範囲をテスト→覚えていたものに★マークをつける。

(この例の場合101〜140までの40こテストをします。)

 


3日目以降は再試験と本試験を進めていく感じです。再試験で3回正解して合格したらその分、本試験で先に進んでいく事ができるので確実に記憶してから先に進むことができます。

 


この単語暗記法のポイントは頑張って覚えようとしすぎないことです。気合いを入れて一度に全部暗記しようとしても長続きしないので、わからなかった単語を中心に暇な時間に読むなどの勉強をして覚えていくようにしましょう。

 


またどこまで進んだのかなどを記録する紙を用意しましょう。(ルーズリーフなどで大丈夫です)紙には

①次回の再テストの範囲  例180〜300番


②再テストで3回正解して合格になった単語の数 


③次回の本試験の範囲 例301〜340番

 


の3つを日付とともにまとめておきましょう。単語帳に挟んでおいて毎日それを確認してその日やる範囲を確認しましょう。

 

我流の暗記法でしたがどうでしたか?ぜひこれからの英単語の勉強に役立ててみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東大京大一橋文系数学でオススメの参考書

今回は文系の数学でオススメの参考書を紹介していきます。参考にしてみてください!

 

入門編…まだ基本的な内容に不安がある時、標準編のテキストがよく言ってることがわからない時はここから!

 

青チャート

誰もが知ってる青チャートですが、意外ときちんとこなしている人は少ないと思います。学校で勉強している単元や苦手な単元を集中して進めて完璧にするつもりでやるのがいいと思います。なんとなくやると途中で挫折します。間違いなく笑。私は青チャートで特に漸化式や確率などを繰り返しやって完璧にしました。

 

基礎問題精講

この参考書は青チャートより問題数が少なく基本的な問題がまとまっているので数学が苦手で復習をしたい人、長期休みにまとめてやるのがオススメです。

 

中級編…入門編レベルの内容は完璧という人向け。受験準備段階。

 

標準問題精講

これはオススメです。1Aと2Bの二冊に分かれているのですが、内容的には1Aの方が少し簡単です。青チャートの内容を最後の方の発展問題までまとめてくれた感じです。入試問題を解く上で必要な知識が抜けていないかチェックするのに使うのがいいと思います。

 

上級編…志望校の入試問題問題を解く前もしくは同時並行でやりましょう。

 

文系数学の良問プラチカ

言わずと知れた名書です。中級編までで蓄えてきた基本的な解き方を組み合わせて難関大の過去問にチャレンジしてみましょう。この参考書のいいところは解答の手厚さにあると思います。解法が複数紹介されているものもあるのでそういう時は全部の解き方を理解しましょう笑。この参考書の問題(150問くらい)が全て解法を再現できるようになれば数学マスターに近いといってよいでしょう。

 

上級問題精講

プラチカと同レベルの難易度の問題が載っています。精講というところに載っている問題を解く上での思考のヒントが役立ちます。ぼくはプラチカを終わらせたあと問題数をこなすために少しやりました。

 

※上級編は志望校の過去問を解き終わる余裕がない時は過去問を優先しましょう。過去問を解き終わりそうな時は上級編のテキストを一冊終わらせたらすぐに過去問の演習に移りましょう。二冊もやる必要ないです笑

 

 

最後になりましたが数学の勉強で1番大切なのは問題を多くこなすことではなくできる問題数を増やしていくことです。この参考書と決めたら他の参考書に浮気するのはやめましょう笑。一冊を全ての問題が完璧に解けるようにすることが数学ができるようになる秘訣です!

 

数学の応用問題を解けるようになる秘訣はこちら↓

https://aazzxtv.hatenablog.com/entry/2020/04/07/

 

夏休みの勉強 現役一橋大学生による大学合格への道part5

こんにちは

前回は夏休みの生活について書いていきました。

前回のブログはこちら↓

https://aazzxtv.hatenablog.com/entry/hitotsubashi/goukaku/part4

今回は夏休みの勉強について書いていきたいと思います。

 

前回も書きましたが夏休みは自分の勉強を好きなように出来るため、うまく勉強できれば大きく学力を伸ばせる可能性がある一方で、間違った勉強をしてしまうと、無駄にしてしまう可能性もあります。

 

まず夏休みにやるべきなのが自分の苦手分野の克服です。夏休みはまとまった時間を取れるので、短期間で課題を設定して苦手を克服しましょう。

例えばぼくは二次試験で使う日本史の通史が不十分だと感じていたので、志望大学で出題されやすい時代やテーマ(経済史、近現代など)を中心に知識の補強をしました。また英長文の読解が課題となっていたため、一学期に塾で扱った英文を中心に復習をしていきました。

一般的に秋からは発展的な演習(過去問や過去問に準ずるレベルの問題)を行っていきたいので、夏休みのうちに不安要素はできるだけ潰していきましょう。

 

次に夏休みにやるべきことは自分の得意科目を伸ばしていくことです。苦手科目を克服していくことも大切ですが、自分の得意科目を伸ばすことも同じくらい大切です。

ぼくの経験上、得意科目を1つ作っておくと、秋以降の模試などで安心感を生んでくれ、また入試においても周りに差をつけることができます。例えばぼくは数学が夏休み以前も他の科目に比べたら比較的得意科目だったのですが、夏休みに問題集をやり抜くことにより、秋以降の模試と本番の試験で大きな武器にすることができました。

 

ここで注意点です。

1つ目

結果が出るのに時間がかかる科目を優先して勉強しましょう。数学などの科目は短期的な成果ももちろん結果に出てきますが、継続的に行っていくことによって長期的な成長を見込めるので、出来るだけ夏休みに勉強しておきましょう。

2つ目

苦手分野の克服においても得意分野の補強においても、ある程度数を絞って行いましょう。二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉がまさしく当てはまるのが夏休みの勉強です。

なぜかというと夏休みに行った勉強が秋の模試などでわかりやすく結果に反映されることがそれ以降の自信やモチベーションに大きく繋がるからです。

広く浅く苦手を克服しようとすると、自分の成長が見えずらく、夏休みに自分が行った勉強は正しかったのか?さらには今までの自分の勉強方法は正しかったのかと疑心暗鬼になってしまうことがあります。

一方ある程度絞って勉強すると模試の結果に反映されやすく、また秋以降の課題を浮き彫りにすることもできます。

 

以上夏休みの勉強についてでした。

 

 

夏休みの生活 現役一橋大学生による大学合格への道part4

こんにちは

今回は受験においてとても大切な夏休みの過ごし方について書いていきたいと思います。

 

夏休みは学校の授業に時間を取られることがなく、自分のための勉強を一日中することができる一方で、漫然と過ごしてしまうと成長に繋がらない、有意義でないものとなってしまいます。夏休みの過ごし方はそういう意味で受験の結果に大きく影響してきます。

 

まず今回は夏休みの生活においてです。

まず大切なのが毎日同じ時間に起きるということです。長期休みに入ると自然に朝起きるのが遅くなってしまいます。これは勉強に集中していくとついつい夜遅くまで勉強してしまい、生活のリズムが乱れるからです。また、朝一旦起きたとしても朝ごはんを食べ、勉強を始めると眠くなってしまうということも多いと思います。これの対策として僕が実践してたのは、ご飯を食べた後は一旦外に出るということです。食後の時間には生理現象として眠くなってしまうのは仕方のないことなので、そのような時はリフレッシュも兼ねて外に出てみましょう。朝ごはんを食べてすぐに自習室などに向かうもおすすめです。

 

2つ目は勉強時間を区切るという点です。人間の集中力には限界があるので、勉強を一日中行うのは不可能です。集中が切れてきたなと思ったらトイレに向かったり、何か甘いものを食べたりして休憩する時間をとりましょう。また、違う勉強をすることも集中力を維持する方法としてあげられます。これは集中力を使う勉強(英長文読解、数学、国語の長文読解、地歴の論述など)で疲れたら、暗記系の勉強(地歴、英単語、古文単語、漢文句形など)を行い、ある程度行ったら集中力を使う科目を行うという勉強方法です。また、集中力系勉強と暗記系勉強のサイクルの中でも、自分の比較的好きな科目と苦手意識のある科目を交互に行うのがおすすめです。

 

ここで僕が実際に夏休みにどのように過ごしていたのか、一例を書いていきたいと思います。

0900 起床、朝ごはん

0930 塾の自習室へ向かう(電車内で英単語の暗記)

1030 自習開始

1230 昼ごはん

1300 勉強再開

1430 勉強中断 休憩

1500 夏期講習開始

1700 夏期講習終了、自習開始

1900 自習終了、帰宅(リフレッシュ)

2000 帰宅、夕ご飯

2100 勉強開始

2400 勉強終了

2530 就寝

(勉強時間中に適宜休息を挟む)

どうでしょうか?僕には1日16時間勉強みたいなタイトなスケジュールはできなかったのでこのようなスケジュールで勉強していました。

 

次回は夏休みの勉強計画の内容について書いていきたいと思います。

 

 

受験勉強の計画表 現役一橋大学生による大学合格への道part3

こんにちは

今回は受験勉強における計画表について書いていきたいと思います。

 

みなさんは勉強をするときに計画を立ててしていますか?といっても、僕の言っている計画というのは1日のタイムスケジュール的なことではなくて、ここから2ヶ月間でこの問題集を仕上げるといった大まかなものです。あなたが計画を立てずになんとなく勉強しているなら、今日からでも計画を立てて勉強をしていくことを強くオススメします。

 

理由としては計画を立てることで自分の課題を明確にすることができて、その結果モチベーションを高めることができるということです。

例えばセンター試験で英語180点とることを目標とします。そのために計画を立てようと思った時に自分の今の点数と比較してどの分野の知識が足りていないのかを分析する必要があります。今回の例では文法問題での間違いが多いからそこが課題だと明らかとなったとします。そうしたら次にその間違えた原因を明らかにします。そもそも文法の知識が不足しているのか、問題演習が不足しているのかなど原因はあると思いますが、それに応じて文法書を読む、センター対策の参考書の文法の問題を解いてみる、などの対策を打つことができます。

そのように原因を明らかにしてから勉強すると、結果が出やすいです。結果がでるとそれがモチベーションになるので好循環を生んでくれます。また、期限を計画の中で作ることで効率よくこなしていくことができます。

 

計画を立てる注意点をいくつかあげていきます。

まず1つ目が一度に多くの課題をこなそうとしないことです。課題設定は一科目につき2つくらいまで、全科目合わせて5個くらいが限界だと思います。課題を処理していくのは大概辛いことなので短期間で集中的にこなす方が結果が出やすく、成功しやすいです。

課題数個+毎日こなすこと(例英単語の暗記、数学の問題を三問とく、日本史の一問一答など毎日行った方が良いもの)

というサイクルで計画を立てましょう

次の注意点は期限の設定の仕方です。この参考書をやろう!と決めてパラパラ見て1日10ページ×20日で復習に10日かけるとして1ヶ月で終わらそう!などと適当な決め方をしないでください。誤ってきついスケジュールを組んでしまい、途中からサボってやらなくなってしまう事になりかねません。オススメはまず試運転で5日ほど参考書を進めてみて、どれくらいならやりきれそうか考えてから計画を立てることです。また、大体の参考書が後半の内容の方が難しい内容となってるので、後半失速することを見越して予備日を設定しておくことも勧めます。

以上が注意点です。

 

計画を立てることの大切さを伝えられたでしょうか?ぜひ計画を立てて勉強をしていきましょうう